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First Heaven
くるり、スーパーカーに続いてお前もかという感じだったけど、蓋を開けてみたら意外とそこまでデジタルでもなかった。
まあどう考えても熱心じゃない人達にしてみればパクリとか二番煎じにしか見えないわけでタイミングは最悪だわな。
元々バクちゃんはテクノを聴いてて、エレクトロニックなものをやりたかった、でも休んでるメンバーがいちゃいけないと思ってた。でもレディオヘッドの「KID A」を聴いて「僕もやりたいことをやらなきゃダメだ」と思って、そこから色々勉強を始めたらしい。えこちゃんが打ち込みを嫌ってて、体に異常が出るとか冗談を言ってた位だけど、やってみてなるほどねと思ったみたい。
結構売れたっぽいけど、そんなに良作じゃないと思う。
「ROCK AND ROLL HIGH SCHOOL」も確かに聴きやすくて良い曲だけど、一般受けするかって言ったらしないってのは明らか、売るため、人気を得るためって意味ではこの辺を理解出来てなかった所が良くなかった。
「his first heaven」「MEMBERS ONLY」「Mother!」も良い曲だけど、多分pre-schoolにこれを求めていないんじゃないだろうか
コロコロ音楽性が変わるバンドに「何を求める」って考えがおかしくって、その時その時の良い曲を期待するのが正しいのかも知れないけれど。
もうそうなってくると、別にpre-schoolじゃなくて良いって話になってくるね。
監督も選手も違うのに同じチームを応援するのはおかしいとは逆だけどさ。
声とか、演奏、センスとかが良いって言う人じゃない限りは。
昔、みうらじゅんが「おかしいなって思った時こそ支えるのがファンだ」って言ってたけど、そういうファンも多かったかも。
あとは最初は理解出来ないのをどんどん出されて良くないと思っても、それは自分が理解出来てないだけだと思って否定しなかった層もある程度いると思う。
実際ファンの10代~20代には厳しいのが多いから。
「Maybe Best Friend」聞きやすいけど歌ものJ-POPっぽすぎる。
ロッキンオンジャパンにはB-52's、ストラングラーズがどうたらこうたらって書いて解説していた。
この頃「Wayward time」っていうAIRと30分ずつやってたラジオでecoちゃんがB-52'sの「ROAM」をかけていた。
この曲は入ってないけどB-52'sは1stがオススメ
「Mother!」はAIRがゲストで参加している。これは一平、えこ時代のサブストリームでAIRがゲストで来る回にバクちゃんがえこちゃんに頼んだのが縁で、その時にあだ名の「ジョン君」ってのも付けてた。
余談だけど、「Mr.S」は佐藤ミセスのことかななんて思ってたりする。
そのまま「Mr.S」でもあるし、「.」をずらせば「Mrs.」オレの名前は「ケイ」じゃないけど、それは例えというか歌詞用に仮で付けた外国の名前だと思ってる。
逆にサブストリームの手銭ディレクターが「SHE」は自分の事だと思ってた位だから、あえてそういう風に自分のことかなって思わせる様にしてるっていうのもある。ちなみに本当はえこちゃんの友達の麻布十番の一流(?)焼き肉屋の娘ことを歌っている。
音人2001年1月号より ここで奏でられるのは、誰もが予想だにしなかったポップでカラフルな音のワンダーランド。まるで音符のひとつひとつが意思を持って語りかけてくるような、そんなフリーフォームな躍動感がここにはある。これまで、破壊寸前の苛立ちや焦燥感をギリギリの状態でポップに転化していた彼らにとってまさに新境地とも言うべきこの傑作。
バクちゃんのハードディスクにはボツになった曲は40曲位あったみたい。